日本のオリーブオイル造りBy Setouchiolivefarm / 2025年5月3日 日本のオリーブオイル造り 令和4年の農林水産省「特産果樹生産動態等調査」によると、日本全国のオリーブ栽培面積は529ヘクタールと報告されています。 そのうち、香川県では223.7ヘクタールが栽培されており、全国の約42%を占める最大の産地です。 近年では、九州・静岡・千葉をはじめ各地で栽培が拡大し、全国的にオリーブの栽培面積は増加傾向にあります。 しかし、収穫量に関しては香川県が圧倒的です。令和4年の全国収穫量441トンのうち、**香川県は373.7トン(全体の約84%)**を占めています。 この収量の差は、いくつかの理由に起因します: オリーブは成木になるまで時間がかかる作物であり、植え付けから4〜5年ほどは、成木の半分以下の収穫量にとどまります。➤ そのため、新しい農園の収量はすぐには伸びません。 気候条件や土壌、水はけなどの栽培環境によって、生育や結実に大きな差が生じます。 また、オリーブは本来、広大な土地での集約栽培が適している作物ですが、**栽培可能な気候帯(栽培北限)**にも制限があり、寒冷地では露地栽培が困難であることも、地域間での差の一因と考えられます。 \ 最新情報をチェック / @setouchiolive FacebookXBlueskyHatenaCopy